代表取締役社長と若手の超えたクロストーク。
過去から現在への道のり、未来に描くビジョンと目標について
世代を超えて語り合います

talk member

  • 代表取締役社長

    甲斐 健一郎

  • 2021年入社

    K.K.さん

theme 01入社のきっかけ

異なる時代背景の中で同じ目標に向かう

  • 甲斐

    私は前社長が実父なので実家が家業ですが、当時は父と片手で足りる人数の従業員で営んでいる会社で、その従業員の一人が後を継ぐような雰囲気でした。私も他に挑戦したい仕事があったので、この仕事をすること、ましては、後を継ぐという考えはまったくなかったです。実際に普通に就活し、他社に入社し、その会社の中での自分の将来を考えながら日々勤めていましたが、入社して3年目のある日に突然、父から会社が危機的状況に陥ってしまった…すぐに戻ってきてほしいと電話がありました。その後、幾度かの話し合いを重ね、家業の立て直しを支えるため、お世話になっていた前社を退社し、甲斐冷機に入社することになりました。

  • K.K.さん

    そのような経緯で社長は入社されたのですね。突然、ご実家の家業が危機的状況だという連絡は大変驚かれたことでしょう。とても大変な時期だったと想像いたします。私の場合は、前職で人間関係に難しさを感じ退職を考えるようになり、転職活動をしている際に、甲斐冷機の求人掲載を見つけることができました。気になりホームページも拝見していたところ、社員同士が和気あいあいとされ、とても温かそうな社風に感じ惹かれていきました。そして、この会社の一員になりたいと思い、応募し、入社させていただきました。

theme 02これまでの道のり

過去から現在へ、世代を超えた経験の共有

  • 甲斐

    学生時代に時々家業の手伝いはしていたので、だいたいの作業は経験していたのですが、この仕事に本格的に携わるのは初めてだったので、入社当初は、何においてもスキルが低く、悔しい思いも沢山しました。昨今では時代錯誤と言われても仕方ないと思いますが、当時はとにかく我慢と根性で目の前の仕事をひたすらこなすことで精一杯の日々だったと思います。そんな中、会社を自宅から切り離すことを前社長に提案し、交通便の良い場所に移転したことが、従業員が増加するきっかけとなり、並行して設計力と施工管理力の強化や事務機器のOA化など、先を見据えた組織体制へと変化させながら、現場での仕事ぶりをみていただくことにより、お客様から少しずつ信頼をいただき、新たなお客様も多くご紹介いただくことにより、順調に業績を伸ばし続けてきました。

  • K.K.さん

    社長も20代の頃には、そのような時期があったのだとお伺いすることができ、少し安心しました。私も、この仕事はまったくの未経験の分野で、ゼロからのスタートでしたので、本当に分からない事だらけでした。人間的にも未熟だった私に、上司や先輩方の根気強いご指導のおかげで、公私共に、少しは成長出来たと感じています。辛抱強くご指導くださり本当に感謝しています。ですので、甲斐冷機の良いところは、仕事だけでなく、まず基本となる社会性や人間性の成長を第一に考えてくださる所だと考えています。まだまだ未熟者ですが、そのおかげで、今の自分があると感じています。

theme 03若手採用強化の背景

若手採用の意義と、世代を超えたチームワークの重要性

  • 甲斐

    当社は100年企業を目指しているので、将来私が退いた後を任せることが出来る経営幹部を今から育てていかなければなりません。そんな幹部候補となる人材は、やはり社会性と人間性を高く持ち合わせていることが重要だと考えています。当社では数年前から、社内教育はもちろんのこと、ビジネスマナーから始まる段階的で様々な社外セミナーの受講を用いた教育研修制度を整えてきました。それにより社会人一年生や第二新卒者といった若い人材を、今後の経営的マネジメントも担える資質の高い人材に育てることができる体制ができ、今までは中途採用が中心でしたが、これからは新卒をはじめとする若手採用にも力を入れていくことを決めた大きな要因になります。

  • K.K.さん

    採用に関しては、私は直接関わっていませんが、甲斐冷機は有り難い事に、次々と仕事が入る環境なので、新人の時から雑用のみならず、様々な実践的な経験が出来る環境だと思います。吸収力の高い若い社員が増え、その若手の成長により、さらに仕事の分業化を進めることが出来るかと思います。効率よく生産性を上げていければ、組織としてますます面白いことになるのではないかと思います。若手ならではのエネルギーや柔軟性で、良い意味でのプレッシャーを与えてくれると思いますので、私たちもさらに士気を高めていければ、より魅力的な会社になっていくものと考えています。

theme 04今後の展望

未来に対する明確なビジョンと戦略

  • 甲斐

    当社は主に店舗やオフィスを快適空間にしたいとお考えのお客様のために、あらゆる設備のご相談にお応えできるプラットホーム的な組織でなければなりません。施工して終わりではなく、少しでも長く快適に使用していただけるように、施工後のアフターサービス(保守管理・メンテナンス)もしっかりと担え、そして長く使用していただいてきた機器の更新時もご相談してもらえるような、トータルマネジメント体制(営業→設計→施工→保守・メンテナンス→営業)の更なる発展と向上を目指しています。その業務を担う社員みんなが「甲斐冷機に入社して本当に良かったです」と思える、そして言えるポジティブな組織になりたいと思っています。仕事だけでなく健康経営も主軸のひとつにしていきたいと考えているので、社員はもちろん、ご家族の健康のことも考えた福利厚生など、様々な福利厚生の更なる充実を進めていくつもりです。

  • K.K.さん

    あらゆる取り組みがトータルマネジメント体制を目指していることに繋がっていると強く感じています。若手の採用で、一緒に前向きに、会社の取り組みに共感してくれるような新人が入社してくれれば、それぞれの部署がより専門性を発揮できると思います。健康経営への取組みも、全社員がさらに取り組むことができれば、家族も含めた福利厚生の充実を考えてくれている会社への貢献にもなると考えています。私は、甲斐冷機に入社して本当によかったと既に思っていますが、これからも社員のことを何より大切に考えた取り組みを実現していただくことで、全社員が愛社精神を持てるのではないかと思います。

theme 05甲斐冷機の夢と目標

業界での地位を確立、社会に価値を提供、一丸となって向かう

  • 甲斐

    私たち甲斐冷機は経営計画書を基軸とした教育システムにより、人として成長した社員の社会性と人間性で、他社と差別化していきたいと考えています。そして今後、大阪本社は新築の社屋への移転が決まっており、2025年の秋頃に完成予定となっています。場所は旭区(谷町線 野江内代駅・関目高殿駅の両駅から徒歩8分前後の場所)となります。お客様に時代のニーズに合った快適空間を提供することが出来る社員自身が、まず快適な空間で職務に励んでもらいたいと思っているので、新社屋は今までの建築設備工事会社の概念を覆し、ここで働きたいと思ってもらえるようなお洒落で快適なオフィス空間を目指して造っていきます。そして新しい本社屋を基点として、大阪本社はもちろんのこと東京支社と福岡営業所も更に成長発展させ、将来的には東京と福岡にも業界の固定観念を覆すような自社ビルを建設できるようになることを目標にしていきます。

  • K.K.さん

    私の今後の目標は、社長の想いが詰まっている経営計画書を理解し実践し、その想いを引き継いだ管理職に就くことです。現在では後輩も入社し、教育の難しさを実感しています。管理職への就任には、自身のことだけでなく、後輩からの信頼を得ることも大切だと思います。まずは、経営計画書の理念や方針を主に指導育成していき、さらに設備知識を付けることで、頼られる先輩になりたいと思います。そして、来年の新社屋開設を大変楽しみにしています。移転後の新社屋での勤務を本当に待ち望んでいます。将来的には、東京と福岡にも自社ビル建設という夢に貢献できるように頑張っていきたいと思います。